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一般社団法人 全日本少林寺流空手道連盟
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錬心舘広島地区本部 本部長
一般社団法人
全日本少林寺流空手道連盟 会長
錬心舘 中・四国空手道連盟 会長
正木 英雄 範士九段
「故創始宗家 保 勇 先生がよく私たちに話されていた言葉のひとつ『一年先を思いては花を 育て十年先を思いて木を育て百年先を思いては人を育てる』指導者として,私はいつもこの 言葉を念頭において取り組んでいます。」
全日本少林寺流空手道連盟錬心舘広島地区本部で門下生の指導にあたる正木英雄本部長は 熱く語る。 空手道範士九段,古武道五段,杖道五段,居合道,抜刀道,合わせると26段の武道家。東広島市に少林寺流錬心舘空手道を導入した人物である。
さかのぼること46年前,昭和48年,当時勤めていた,シャープ(株)の空手道部に 少林寺流空手を持ち込んだのが錬心舘の先駆け。同50年に八本松道場を開設、同58年に は自らが中心となって東広島市空手道連盟開設に大きく貢献した。
これらの足跡を残し,錬心舘広島地区本部は今や県内各地に20支部,門下生60 0余名という県内最大の拳団として成長してきている。 「門下生たちが人間的に成長していくのがうれしくて,ここまでやってきた。 もちろん,現在の広島錬心舘があるのは幹部をはじめ周囲の協力があったからこそ」と感謝 の気持ちも忘れない。
正木本部長自ら,文字通り年中無休で東広島を中心に,門下生の指導にあたっておられます。 「空手の技術と強い体はもとより,将来,子どもたちが社会に出て通用するような精神力と 礼儀作法を体得させたい。それが武道の神髄です。」と指導方針を力説。
「人を育てるのは花や木のように簡単ではない。それだけに自分自身をもっと鍛える必要が ある。」「静」の世界を学ぼうと武家茶 上田宗箇流を学び,また書道もなかなかの腕前で,書斎には「いたずらにすごす月日は多けれど道をもとむるときぞすくなき」と書かれた短冊が目をひく。 「これは道元の名言で,私が一番好きな言葉です。この気持ちを大切に日夜,修行に励んで いきたい。
生涯を武道家として生きることを決意し,これからも多くの若者を錬心舘空手を通じて育てていきたいと思います。」
本部長「正木英雄」 新聞紹介記事より抜粋